ぎっくり腰
- 2021年10月25日
- クリニックブログ
こんにちは。本日も神戸オイレクリニックのブログをご覧いただきありがとうございます。昨日はお休みで、久ぶりに自宅でたこ焼きを焼いて食べました。何年かぶりに焼きましたが、家でたこ焼きをすると、好きなものを入れることができますし、好きな量を作れますね。家族にとても好評でした。また作ってみたいと思っています。皆さんはお家でたこ焼きしますか?
さて、今日は寒くなると発症しやすい、ぎっくり腰。皆さんは経験されたことはありますか?
ぎっくり腰とは、体幹部分の急激な動作(曲げる、捻る、伸ばす)によって、関節や筋肉、筋膜が損傷され、腰部に激しい痛みや歩行困難を引き起こす急性外傷です。正式名称は「急性腰痛」。
一般的には、重い荷物を持ち上げる時や急に椅子から立ち上がった時などに発症しやすいですが、最近はテレワークなどの影響もあり、長時間の業務に向かない椅子や机を使用した自宅での勤務によって、ぎっくり腰の症状を訴える方が増えているそうです。
●ぎっくり腰の主な原因
ぎっくり腰の主な原因は、身体の機能低下(姿勢、習慣、過緊張、筋力、柔軟性低下)です。
例えば、運動不足による筋の弱化や柔軟性の低下はぎっくり腰を引き起こす要因となります。また、姿勢不良や長時間の同一姿勢、繰り返し動作によるそれぞれの筋肉の過活動(過緊張)によって機能不全の状態になっていると、荷物を持ち上げたり、椅子から立ち上がったりなどの何でもないような普段の動作に対応しきれず、腰の筋肉や関節、筋膜を痛めてしまいます。
その他、ストレスや環境、季節要因によっても機能不全状態になりやすいため、注意が必要です。
ぎっくり腰は寒い時期になるものだと思われがちですが、実は発症が一番多いのは「秋口の季節の変わり目」です。徐々に気温が低くなってくる秋口が一番ぎっくり腰になりやすいといわれています。
ぎっくり腰は、寒暖差によって血流不安定になることで、腰の筋肉や軟部組織が凝り固まりやすくなり発症してしまうため、季節の変わり目を意識しておくことも、ぎっくり腰の予防にもなります。
●ぎっくり腰の予防法
・体幹トレーニングなどで体幹(コア)の安定性を高める
・ストレッチなどで股関節や大腿部の柔軟性を高める
・様々な運動、動作を行い、共同運動パターンを増やす
・一日中、同じ姿勢、同じ動作にならないように体操を取り入れる
・心理的なストレスを解消する
・運動習慣を作る
・入浴やストレッチなどの日ごろのケアを行う
私は、ぎっくり腰に去年初めて経験し、動けなくなりました。本当に痛くてひたすら横になっていました。
本当に辛かったので皆さんもお気をつけください。