ゲートキーパー
- 2022年8月17日
- クリニックブログ
こんにちは。神戸オイレクリニックです。
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
今日は、「ゲートキーパー」について。
皆さん、ゲートキーパーはご存じでしょうか。
厚生労働省では、自殺対策として呼びかけています。
「ゲートキーパー」とは、自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応(悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る)を図ることができる人のことで、言わば「命の門番」とも位置付けられる人のことです。
特別な資格はなく、それぞれの立場や職業により異なるゲートキーパーの役割があります。
・地域のかかりつけ医師、保健師
・行政や関係機関などの相談窓口
・民生委員・児童委員や保健推進委員、ボランティア
・家族や同僚、友人
ゲートキーパーのポイントは、「気づき」「傾聴」「つなぎ」「見守り」の4つです。
悩んでいる人に寄り添い、関わりを通して「孤立・孤独」を防ぎ、支援することが重要です。
一人でも多くの方に、ゲートキーパーとしての意識をもっていただき、専門性の有無にかかわらず、それぞれの立場から進んで行動を起こしていくことが自殺対策につながります。
みなさん日々の生活の中で意識してみてください。