ラジオ体操
- 2021年7月26日
- クリニックブログ
こんにちは。本日も神戸オイレクリニックのブログをご覧いただきありがとうございます。今日も猛暑の神戸です。連休は皆さまどうお過ごしだったでしょうか?私は一瞬外出しては、暑さにやられすぐ帰宅というのを繰り返しておりました。本当に暑いですね。連休に先日のAmazonセールで購入したAmazon Alexaを開封。初めて使ってみました。その便利さに驚きました。「Alexa ~」と初めに呼び掛けて、色々な頼み事を聞いてもらいます。昨日は好きなアーティストの曲をかけてもらったり、料理のレシピを出してもらったり、ラジオをかけてもらったり。最初は正直あんな小さな機械に期待していませんでしたが、スピーカーの音質もよくビックリしました。ボタンをいちいち押す手間がなくなりこれは買って良かったなと思う品でした。
さて、本日のテーマは、ラジオ体操です。ラジオ体操といえば小学生の頃を思い出します。今はラジオ体操をしている小学校も少ないと聞きますが、私が小学生の頃は毎朝行くのが日課で、ラジオ体操カードにハンコを押してもらってそれを夏休み明けに提出しなければなりませんでした。まだ6時とか6時30分ぐらいの時間帯だったのでまだ夏でも暑くなく友達にも会えるので楽しんで行っていた記憶があります。今日はそのラジオ体操をすることでたくさんのメリットがあることを書いていきたいと思います。
ラジオ体操第一・第二ともに時間にして3分15秒程度。短い時間にまとめられていますが、それぞれ13種類ものエクササイズで構成されています。両方行っても6分半と気軽に始められる運動で、全身の筋肉をくまなく使うことができるので、さまざまな健康効果が注目されています。
●ラジオ体操の効果・・・リズム感を養いながら体を動かせる
ラジオ体操第一は、どの年代でもできるようにと考案された内容。リズムに合わせて体全体の筋肉や関節をバランスよく動かすように構成されています。特に伸びの動作を行うエクササイズでは筋肉の緊張をほぐし続けていくと姿勢の改善に役立ちます。またゆっくりと大きく関節を動かす動作が随所あるため、普段使わない筋肉までまんべんなく動かすことができ、筋肉の柔軟性を向上させるダイナミックストレッチとして取り組むことができます。ひねりを加えたエクササイスでは腹部の引き締め効果も期待できます。
●ラジオ体操第二では筋力強化効果も
ラジオ体操第二は、第一に比べると大きく体を動かしたり、跳んだりといった動作が多くなり、筋力を強化することにポイントが置かれた13種類のエクササイズから構成されています。
腕を使ったダイナミックな動きが多く、首が重くてだるい、肩がこるといった悩みを運動によって解消することができます。また膝の曲げ伸ばしやジャンプなどエクササイズでは、下肢の筋力が強化され、体を引き締める効果だけではなく、全身の血行を良くし、疲労回復や基礎代謝アップにもつながります。まったく運動を行ってない方が急に始めると筋肉痛を起こすことがありますので、運動後に整理体操を含めてストレッチを行い、筋肉痛を予防するとよいです。
●短時間で効果的に運動可能!毎朝の体操に最適なラジオ体操
ラジオ体操は文字どおりラジオ放送から普及したものですので、放送時間に合わせて早起きをしてみるのはいかがでしょうか?特にコロナ禍による在宅勤務や外出自粛などが続くと活動量が減ってしまいやすく、運動不足による体の不調が見られることがあります。ラジオ体操は頭から足まで全身を使ってバランス良く運動することもあって、丸まりがちな姿勢を改善する効果も期待できます。
ラジオ体操を始めるときは、起床後すぐにチャンネルを合わせるのではなく、少し余裕をもって起床し、軽く水分やバナナばどの軽食をとってから動きだすとよりよいです。
また、駅前の広場や近くの公園などではラジオ体操を習慣にしている人が集まって行っていることもあります。朝の散歩がてら出かけてみるとそういった場面に出くわすことがあるかもしれません。人との関わりが薄くなっている状況では、ラジオ体操を通じて「ゆるく」コミュニケーションをとる機会になっていることも考えられます。実際にたくさんの人と一緒に運動することは、一人では味わえない楽しさもあると思います。朝早く起きて活動する習慣がつくと、生活リズムも整い、運動によるメリットも享受できて一石二鳥です。
●室内で毎日好きな時間に、スキマ時間に行うのもおすすめです
最近ではラジオ体操の運動効果にお着目し、DVDなどが発売されていたり、動画サイトなどでも見れたりします。朝どうしても起きられない、通勤時間に間に合わないといったことで朝の時間帯にラジオ体操をするのが難しい方には、毎日都合の良いスキマ時間を使って、試してみるのはいかがでしょうか?