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快眠のためのテクニック

こんにちは。本日も神戸オイレクリニックのブログをご覧いただきありがとうございます。患者さまからブログを読んでます。と言われることが本当に嬉しく向上心にもなり、大変うれしく思っています。ありがとうございます。最近は新しい韓国ドラマを見始めていて、ハラハラドキドキしますが、泣けるシーンもありで見どころ満載で最近ハマっております。そして最近ハマっているのは、インスタグラムでフォローしてる方のインスタライブを見ることです。いきなりはじまるのでつい見入ってしまいます。何だろう生中継みたいなものだからリアリティーがあって面白くて最近よく見ています。視聴者さんの質問にリアルにその場で答えるのも面白くてたまに私も質問してみたりするのですが、たまに答えてもらうと嬉しくなります。最近の楽しみです。

昨夜は熱帯夜でエアコンなしでは寝苦しい神戸でした。就寝中は人間は約350mlの汗を書くと言われています。就寝中の渇きを予防し、就寝前の体液の状態を戻すために、寝る前や起床時のコップ一杯の水分補給がよいと言われています。私は就寝前にコップ一杯の水を必ず飲んでいます。だんだんと暑い時期になると毎日寝苦しくなって、なかなかスッキリした睡眠がとれない私は、夏には冷感素材でかいた汗を吸収して外に逃がしてくれるというシーツをいつも使用しています。夏は身体が冷え過ぎてもよくありませんし快適な環f境を整えないと快眠にはつながらないなと季節ごとに寝具を工夫するのも大切だと思っています。

今日は、快眠のためのテクニックを書いてみようと思います。

睡眠をとりまく環境を整えることは快眠のための必須条件です。寝床内環境をつくる寝具選びは、よく眠るために重要なポイントとなります。首や肩に無理のない枕・適度な硬さのベッドマットや敷き布団・フィット感のある掛け布団といったように、体への負担が少ない寝姿勢(寝相)を保つことができ、保湿性と吸湿性・放湿性が良い寝具を選ぶとよいです。

快眠のために重要になるのが、睡眠をとりまく環境です。よい眠りを得られるかどうかは、体や心の状態が大きく作用することはもちろんですが、寝床内環境をつくる寝具(枕・ベットマット・布団)や寝室の温度、湿度、音・光、などの寝室環境を整えることで、寝つきが悪い、夜間によく目が覚めるといった不眠などが改善されることも多いと思われます。

・よく眠るために必要な寝具の条件

寝具には寝ているときの保温と良い寝相、立ち姿勢に近く体への負担が少ない姿勢、を保つという二つの大きな役割があります。私たちの体は体内時計の働きから眠ると体温が下がりますが、これは深い眠りを保つために体内から熱を出すためで発汗がおこっています。寝具はこの点を考え、吸湿性・放湿性が良く、保温性のよいことが第一条件になります。

とくに冬場の寒い季節は寝床内環境が重要になります。冬は予め毛布などで寝具内を温めておくと寝つきが良くなります。寝具が冷えていると、体温の放熱を抑えるために不自然な寝相になることがあります。寒さが厳しいときには、湯たんぽや電気毛布などで、寝床内を暖めておくと眠りにつきやすくなります。夏場は適度にエアコンを使用することをオススメします。

・快眠できる「枕」

朝目覚めたときに首や肩がこっていたら、それは枕が合っていないせいかもしれません。枕の役割はベッドマットや敷き布団と後頭部から首にかけてのすき間を埋め、立ち姿勢に近い自然な体勢を保つことにあります。このすき間は個人差が大きくそれに適した枕も人それぞれ異なるので、自分の体型にあった枕の高さを知り選ぶとよいです。

個人差はありますが具体的にはベッドマットや敷き布団と首の角度が約5度になるのが理想的といわれています。頸部のすき間の深さは人によって異なりますが(一般的に1~6cm)、この深さに合った高さの枕を選ぶと首や肩への負担が少なく眠りやすいといわれています。頸部のすき間の合わない枕(高すぎる又は低すぎる枕)を選ぶと、首や肩・胸の筋肉に負担がかかり、呼吸がしにくく寝心地がわるくなります。呼吸がしやすく、頭部をきちんと支えてくれるだけの弾性があって、発汗に備え吸湿性・放湿性のよい素材を選ぶことが大事です。枕は寝返りをして横向きになった場合も考える必要があります。肩先から側頭部全体を支えるだけの奥行が必要です。

・ベッドマット・敷き布団は適度に硬い方がよい

私たちの姿勢は、後頭部から首・胸にかけてと胸から腰にかけて、背骨が2つにカーブを描くようになっています。自然な立ち姿勢のときの腰部S字カーブのすき間は4~6cmですが、寝た姿勢でいちばん体への負担が少ないのは、すき間が2~3cmのときです。ベッドマットや敷き布団が柔らかすぎる場合には、腰部と胸部が深く沈みこんでS字カーブのすき間が大きくなり、眠りにくいだけでなく腰痛の原因にもなります。反対に硬すぎると骨があたり痛みを生じる、血流が妨げられると熟睡できなくなります。ベッドマットや敷き布団には適度な硬さが必要であるといえます。2つのS字カーブをバランス良く支えられる、自分にとって楽で快適な寝相を保ちやすいものが良いといえます。

・掛け布団は保温性、吸・放湿性とともにフィット感が必要

睡眠中の私たちの体からは熱が奪われやすいため、過剰な放熱による低体温を防ぐこと、さらに寝ている間にかく汗を吸収して逸過させる吸湿性・放湿性があることも掛け布団に必要な条件となります。また睡眠中の寝返りをしやすいように、軽くて体にフィット感があるものがよいです。

いかがでしたでしょうか?寝具は個人の好みもあると思います。ご自身がストレスを感じず快眠につながる寝具を選んでみるのも一つの方法だと思います。

もしなかなか快眠というほど眠れてないな。何だか起きたらいつも腰が痛いななどがあれば、一度寝具を見直してみてはいかがでしょうか?