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特別じゃない

こんにちは。神戸オイレクリニックです。本日もブログをご覧いただきありがとうございます。今日は朝から雪がちらついていました。そのせいか朝から寒かったですね。でも、今は感染対策でどんなに寒くても換気をしないといけませんもんね。窓開けた瞬間さっむ!ってなります。多分そろそろ兵庫県にもまた何かしら発令されそうですね。引き続き感染対策を徹底しようと思います。

今日は、特別じゃないについて話してみようと思います。

私は、数々のボランティア活動をした経験があります。その中で一番多かったのが、色んな障がいをもって生活している方たちとの交流でした。視覚障がい者、聴覚障がい者、精神障がいの方、など様々な障がいを抱えた人たちがほとんどでした。

そんなボランティアをしていた時に、ある障がいを抱えた方がボソっと口にしたことを今でも覚えています。

「私は障がいがあるだけで何ら特別じゃない。あなたたちと同じように接して欲しい。みんな私たちをを特別に扱いすぎて逆に壁ができてしまっていて話ができないのがツライ。自分のことをもっと話して仲良くなりたいのになと思う。だから特別だと思わず、あなたがお友達と話すように接して欲しい」と言われました。

その時、私はハッと気づいたのが、ボランティアで活動して自分で勝手にためになっている助けになっていると自己満足で思っていただけで、実際は知らず知らずのうちに偏見や差別をしていたことに。猛省しました。

よく考えたら、小学校の時には、弱い者や社会的弱者には思いやりをもって。あの人たちは特別なんだからというような教育を学校で受けていたように思います。

一人の人間が障がいを抱えただけで普通じゃない、特別だとこちらが勝手に逆に差別して偏見な目で見る。よく考えたらすごく恐ろしいこと。もし、どこかに障がいをもっている方と初めて会った時、そんな考えをもっていると、その人よりも障がいの方に注目してしまうことになりますよね。

それから私は特別じゃない。とういう意識をもって接するようにしています。