甘えよう
- 2021年5月14日
- クリニックブログ
こんにちは。本日も神戸オイレクリニックのブログをご覧いただきありがとうございます。
昨日は休日だったため、最近の運動不足を解消しようと、マスク着用等、感染症対策をしっかりとした上でウオーキングに出かけました。昨日は天気も良く風も吹いていたので気持ちよく運動できました。早めに行って早めに帰ってまいりました。帰ってからはほぼ日課になった韓流ドラマを鑑賞して、最近は韓国語の勉強は毎日最低でも十五分でも時間を確保してするようにしています。母音のとこからはじめているのでまあまあ時間がかかると思いますが、好きなことは意欲をもって取り組めている私です。
昨日、ウオーキングに行った先にジブリショップのようなものがあり、大きなトトロのぬいぐるみがありました。懐かしいなーと思いながら、店内をのぞくと、映画となりのトトロに関するグッズが沢山ありました。
ジブリは幅広い世代に親しまれていると思います。私もジブリの作品、世界観が好きでよく見ていました。自身の子供も好きで何度もとなりのトトロは見ていた記憶があります。私が個人的にずっと印象に残っているシーンがいくつかあります。その中でも一番印象に残っているのは、二人の姉妹が登場するのですが、その姉妹のお母さんがずっと病気で入院しています。その間お姉ちゃんはお母さんのかわりのように、父親のサポートをしたり妹の世話をしています。ある日、お母さんのお見舞いにいった時、久しぶりに会えた母親を目の前に妹は無邪気に抱きつきにいきますが、姉は照れ笑いするだけで寄って行きません。それに気づいた母親が名前を呼んで、髪の毛をとかしてあげるシーンがとても印象に残っています。そこには、無邪気に甘えられる妹とその年代を過ぎてしまった姉に甘えさせてあげようとする母の優しさが伝わりジーンときた場面です。
そこで、本日は甘えるということついて書いてみたいと思います。以前のブログでも一度書いたことはありますが最近もっと甘えて生きたらいいのになと思うことがよくあるのでこちらでも書いてみようと思います。
子どもの頃は無邪気に甘えたり思ったままに自分のことを他人にしゃべることができたのに、大人になるに連れてだんだん他人に簡単に甘えられなくなり、家族にさえも甘えられなくなってきたなと私は感じています。
私は両親も高齢になるため、心配をかけまいと楽しい話しかしません、友人たちも子育てや仕事で忙しいのわかっているからたまに話をしますが近況報告が主になります。そうすると私は元気なくなった時は夫や家族との会話により、小さな悩みごとも、大きな悩みごとも話すようにしたり、コンビニでスイーツをいつもより一つ多く買ってみたり、大好きな韓流スターのドラマを見てみたりして発散していつの間にか忘れてしまうというようにしています。
ですが、人それぞれ悩むことや気にすることは違います。
もちろんその人自身の性格だってあります。
えーこんなことで悩むの?のなんてたまに心ないことをいう人がいます。そんな言葉を言われたら何も話せなくなってしまいます。
勇気をふり絞って悩みを他人に悩みを相談したのに真剣に聞いてくれないと感じたらもう二度と他人に話すのはやめようという気持ちになりませんか?
どんな悩みもその人自身にとってはとっても大きな悩みで今抱えてる問題でもあります。
そこで、話せないなと感じたらその人自身は誰にも話すのをやめ、一人で長い時間思い悩み、その悩みで頭がいっぱいになり、一日中そのことばかり考えてしまい、気づいたら、眠れない、気分がひどく落ち込む、何だかモヤモヤするな、独りぼっちだな、私はこんなことで悩んでダメ人間だななどとどんどんマイナスな感情がでてきます。
そうしていると自分なんていらないのかな?しんどいな。死にたいな。と思うようにもなります。
そんな最悪な結果になりかねない感情をもっているのなら、一人で決して結論を出さず、一度、心療内科の扉をノックして欲しいといつも思います。
一人で考えても何の答えも出ません。決して一人で悩まないでください。一緒に悩んでその方にあった治療をするお手伝いをさせていただきたいと考えております。
当院にどんどん甘えてください。どんな些細なことでもお話ください。
いつでもお待ちしております。
私はひとりじゃない。あの時、受診して相談してよかったなと思ってもらえるようなクリニックでありたいと考えております。
いつでもご相談ください。
最後にトトロの写真を。何だか院長ににているような、、(小声)