睡眠を維持するためには
- 2021年7月5日
- クリニックブログ
こんにちは。本日も神戸オイレクリニックのブログをご覧いただきありがとうございます。土曜日あたりからだんだんと湿度があがり、朝から暑く冷房いれないと汗がとまらなくなります。暑くてもいいから湿気が早くなくなればといつも思います。そんな土曜日に美容院に行ってきました。そこの美容院は私が何年もかけて探してようやく見つけた自分にとってベストな美容院です。私は昔からくせ毛がひどく美容院を探すのに一苦労していました。友達に色々聞いて大阪でも何店舗か行って、大学の時に神戸の美容院を友達に紹介してもらいそこに行ってから、もう10年以上は通っています。ビックリするほどスタイリングがしやすく、一番いいのは2ヵ月は形は保たれます。伸びてきてもスタイリングがしやすいです。頭の形、髪の質などその人一人一人の特徴をきちんととらえてカットしてくれているのだと思います。美容院がなかなか決まったところが見つからないという人に紹介したいくらいです。我が家は家族全員通っています。次回はイメチェンをする予定です。楽しみです。
今日は、睡眠を維持するために私たちの体はどんな働きをしているのかについて書いてみようと思います。
睡眠と覚醒を調節するために体内時計は生体機能を総動員します。
例えば、活動する日中には脳の温度を高く保ち、夜間は体から熱を逃して脳を冷やします(熱放散)。
そのため起床前の眠気が強くなる時間帯は、脳が急速に冷える時間と一致しています。寝入る前に赤ちゃんの手足がぽっかりしているのは熱放散をしているためです。体内時計ホルモンであるメラトニンが分泌を始め入眠を促します。これら以外にもさまざまな生体機能が協調しあいながらハーモニーを奏でるように質の高い眠りのために作します。
朝方になると覚醒作用を持つ副腎皮質ホルモンの分泌がはじまります。また脳の温度が自然に高くなります。このような準備状態が整って私たちは健やかな目覚めを迎えます。
メラトニンは睡眠を促進する作用を持ちますが、明るい光の下では分泌が停止します。ゆったりリラックスして、熱放散をし、メラトニン分泌を妨げないように消灯をした暗い部屋で休むことは、睡眠をサポートする生理機能の力を最大限に引き出す上でも大事なことです。
現代社会はストレスとの戦いなので、睡眠を維持するのに苦労されている方はたくさんいらっしゃいます。
自分で睡眠を維持していくにも大変かと思います。何時に就寝すると決めてしまうと逆にプレッシャーになり余計に眠れなくなったりします。カフェインを日中とり過ぎたりしても夜なかなか眠たくなりません。私は、1日1杯と決めてカフェインを含む飲み物を飲みます。夜は寝室は照明を落とすか、先日ご紹介したソネングラスをつけてゆったりリラックスするように心がけています。
睡眠は覚醒中に蓄積した疲労回復すると同時に、エネルギーを節約するための最も効率の良い休養のあり方といえます。
悩み事や、気になること、落ち込むことが毎日の生活で何かしらあると睡眠に支障が出てきます。
睡眠を維持するためには自分自身が無理しないことも大切です。
無理せず、一人ぼっちで悩んでいたり、周りに誰も相談する相手がいない時などは、心療内科に一度相談するのも一つの方法です。一人で孤独に悩み続けるのはよくありません。何も答えは出ません。
いつでもお気軽にご相談にお越しいただければと思います。お待ちしております。