肩こり
- 2021年9月17日
- クリニックブログ
こんにちは。今日も神戸オイレクリニックでのブログをご覧いただきありがとうございます。今日は台風の影響で雨に湿気に気分的にもどんよりしがちですが、こんな日は無理せず過ごそうと決めてみるのも良いですね。台風の影響関西は今日の夜からと言っていました。皆さん十分お気をつけください。昨日はお休みで、用事をすませてから、久しぶりに外でランチをしました。その後歩いて帰りがてらYouTubeで見た美味しいパン屋さんに行ってきました。無事美味しいパン屋さんを見つけたのはよかったんですが、昨日はさほど気温も高くないと思い運動がてら歩こうと思い歩きましたが、歩くと暑くて汗がとまらず、歩き過ぎてフラフラになりました。というオチです。
皆さん肩こりで一度は悩まれた経験がある方はいらっしゃると思います。私も社会人になって激務が続いた時初めて肩こりというものになり何だか肩が凝って重だるいし、身体全体も何だかしんどいし頭も痛いなと感じました。今日は、そんな肩こりについて書いていきたいと思います。
●肩こりの典型的な原因
普段は意識しないかもしれませんが、頭の重さは5~6キロもあります。そんな重い頭を支えているのが、首と肩です。日本人は欧米の人と比べると、頭が大きいわりに首から肩の骨格や筋肉がきゃしゃでできているため、肩こりを起こしやすいと言われています。一言で肩こりといっても、その原因は数十種類もあり、人によってさまざまです。その中でとくに多いのが「同じ姿勢」「眼精疲労」「運動不足」「ストレス」で肩こりの4大原因と言されています。
また最近では、肩こりと血圧の関係も注目されています。従来は低血圧の方に肩こりが多いとされていたのですが、反対に高血圧の方も少なくないといわれています。
●パソコンやスマホ作業に要注意
肩こりの4大原因のうち「同じ姿勢」と「眼精疲労」は、主としてデスクワークや読書、細かい手仕事などによって起こります。とくに最近は、パソコンやスマホの長時間使用による肩こりが増えています。
〈原因と予防策〉
パソコンやスマホの操作、読書、手仕事などをするとき、多くの方は首を少し前に突き出す姿勢になっています。また、両肩を少し前にすぼめる姿勢にもなりがちです。こうした姿勢を続けていると、首から肩の筋肉に緊張性の疲労が生じ、血流が悪くなり、肩こりを起こしやすくなります。また細かい文字など見続けると、目やその周囲の筋肉が緊張し、それと同時に首や肩も緊張します。とくにパソコンやスマホの場合、光源を見つめているのと同じなので目が常に緊張を強いられ、まばたきの回数が減ります。そのためドライアイから眼精疲労をおこし、それも肩こりの原因ともなります。
予防策としては、まず「同じ姿勢」を続けないようにして、こまめに首や肩の緊張状態をほぐすこと。作業の合間に、首をゆっくり後ろに反らせてみてください。このときに首筋や肩が硬い、あるいは少し痛いと感じたら、すでに肩こりが始まっています。首や肩をゆっくり回して筋肉の緊張をほぐしましょう。また、1時間に一度は立ち上がり、手を上に伸ばしてブルブルと振る、軽い屈伸をするなどの方法で全身の血流を促すと、筋肉の緊張緩和に役立ちます。
一方、眼精疲労の予防には」、ときどき目を休ませることが大切です。目薬を差すだけでなく、1~2分間は目を閉じて休ませてください。そのとき、指先でこめかみのあたりを、優しくなでるように円を描きながらマッサージするとより効果的です。仕事中などで目を閉じることができない場合は、窓の外など遠くを眺めるだけでも目の緊張がほぐれます。
・まばたきは涙腺を刺激して、目の表面を涙で潤し、保護する働きをしています。まばたきが少ないと目が乾燥し、疲れやすく、また傷つきやすくなります。
・肩がこっているときに首や肩を急激に動かすと、筋違いなどを起こす可能性があります。力を抜いて、できるだけゆっくり動かしましょう。
肩こりを起こしているときの首や肩は血流が悪くなっていて、新鮮な酸素や栄養分に伝わりにくく、疲れやすい状態になっています。それを改善するのに有効な方法が、適度な運動です。運動はそれ自体が、血流を改善する効果があります。それと同時に、筋肉量の低下を防ぎ、柔軟性を高めて、筋肉をしなやかに保ちます。筋肉は血液を送るポンプのような役割をしているため、運動を継続することで全身の血流を改善し、日ごろから肩こりしにくい身体をつくることが大切です。運動としては、激しい運動よりも散歩やウオーキングなどの軽めの運動がオススメです。
一方、ストレスによる肩こりの解消にも運動は効果的です。身体を動かすと血流が改善されるだけでなく、気分転換にもなるからです。また運動を始めると、やり方をおぼえたり、グッズ(ウエア、シューズなど)を選んだり、目標をもつ(タイムを縮める、体重を減らすなど)といった楽しみが増え、それもストレス解消につながります。
いかがでしたでしょうか。肩こりでも様々な原因があります。なかなか改善されない場合は医療機関の受診をオススメいたします。