自分を受け入れる
- 2022年1月17日
- クリニックブログ
こんにちは。神戸オイレクリニックです。本日もブログをご覧いただきありがとうございます。コロナの感染者が増加傾向にありますね。もう共存していくしかないので、手洗い、うがいを徹底して疲れをためないようにして、感染を防ぐもしくは感染をしていると思って過ごさないとなと日に日に増えるコロナ感染者数を見て思います。
さて、今日は先日の受験生が刺された事件を見て犯人の少年は17歳、某有名私立の進学校の生徒で、成績不振により、医者になれないなら自殺する。というような供述をしていると報道されていました。
もちろん、自分勝手な行動であり人を刺したことは絶対許されません。
そこで色々考えてしまいました。ずっと自分が目指していたゴールが色んな理由により可能性が低くなった時。成績が1番だったのが、どんどん順位が下がってしまった時。この日本のまだ残る学歴社会で幼い頃から勉強をして数字で評価されてしまうこの日本の教育。こういう事件を見るといつも考えてしまいます。
子ども扱いするのいではなく、一人の人間、個人とし見て教育をしていくべきだなと個人的には思います。
人生で壁にぶつかった時、そこで自分で考えて行動できる力を養う教育。成績が上位だろうが下位だろうが、劣等感を抱かせない教育が大切になってくるような気がします。
自分の思い通りにならなくなることって生きてたらたくさんある。どんな自分でも受け入れて乗り越えようとする気持ちを持てるような教育がこれから重要になってくるだろうなと思います。
余談ですが私が社会人だった時に、日本でも誰もが知ってる大学卒の新入社員の指導をした時の事。ある時、新入社員に「なぜこの職を選んだの?」と聞いてみると、「まあ受かったんで。僕の大学ならここはレベルが下の方なんすよ。だからなんて言うかー知識だけもらってそのうち独立しますんで」と普通にみんなの前で言っていたことを思い出しました。この発言を聞いて驚きを隠せませんでしたが、その時どんないい大学を卒業しようが人間性の問題も大いにでてくるなと思いました。ハイレベルな大学を卒業することが全てではないなと思いました。今でもはっきり覚えています。