複雑性PTSD
- 2021年10月5日
- クリニックブログ
こんにちは。神戸オイレクリニックです。本日もブログをご覧いただきありがとうございます。秋に向かっていくと思いきや、昨日に引き続き日中はまだ残暑ですね。暑い。マスク生活もまだまだ続きそうですし、暑いとマスクも非常に息苦しいですね。最近は気に入った息のしやすいマスクを見つけたのですが、どこも結構売り切れになっていたりして、Amazonなど見たら、定価より倍の値段で販売されていて間違えて買うところでした。Amazonは便利なのですが、たまにうっかり定価より高いのを購入してしまうことがあります。気をつけないとなと思います。
さて、本日は複雑性PTSDについて書いていきます。皆さんは何かのトラウマってお持ちでしょうか。私は、トラウマあります。たまに思い出さなきゃいいのにふっと頭に浮かんでしまい、頭から離れなくなり、悪夢を見る時もあります。私の場合は頻繁に起こるわけではないのでやり過ごせています。ですが、ずっと苦しんでおられる方は沢山います。
心的外傷後ストレス障害PTSDは、単純性PTSDと複雑性PTSDに分類されるます。
そのうち、複雑性PTSDは、家庭内暴力(DV)や、いじめ、児童虐待など長期反復的なトラウマ体験を受けたときに観られる、感情などの調節困難を伴うものである。
幼少期に親から厳しく育てられた。両親が常にけんかしていた。信頼していた恋人や友人に裏切られたことなども原因になることがあるといいます。
これに対して、単純性PTSDは、震災など大きな事故のあとに心の傷として残るものをさします。
複雑性PTSDの症状としては、感情調整の障がい、解離症状、無力感、絶望を感じるなどがあります。人と会うのが怖い、人のことが信じられなくなる、自己肯定ができなくなるなどの症状が出ます。
治療法としては、認知行動療法、対人関係療法、薬物療法などがあります。
今は、報道などでこの複雑性PTSDという言葉が出てくるので今日は簡単ですが書いてみました。
世の中には色んな考え方があって当然ですが、誹謗・中傷は意見ではなく一歩的ないじめといってもいいくらいだと個人的には思います。思うのは勝手ですが、相手が嫌な気持ちになる言葉は言うべきではないと思います。相手の立場や自分が言われたらどう思うかなど考えて発言するべきですよね。PTSDの治療は時間もかかります。フラッシュバックが起こり何も手につかなくなり、外に出られなくなるほどになります。それだけ重大な事になるということをもっとたくさんの人に理解がすすんでいってほしいです。