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食べること

こんにちは。本日も神戸オイレクリニックのブログをご覧いただきありがとうございます。

今日は昨日とは違い、少し肌寒い神戸です。皆さん体調を崩されないようにお気をつけください。最近は、仕事が終わり、自宅に帰っての楽しみは、コンビニスイーツを食べること。韓国語の勉強をすること。あとはYouTubeを見ることです。最近のコンビニスイーツのクオリティの高さにびっくりします。なかなかの値段するものもありますが、デパ地下で買うより断然安い。そして美味しい。手軽で美味しいって最高ですよね。

私は、食べることが本当に好きなのですが、小さい頃の写真はほぼ何かしら食べている写真が沢山あります。美味しい感じることをとても幸せに感じます。今でも変わりません。そして自分で料理することも好きです。

 

人間が生きていく中で最も重要な要素として、睡眠と食事があげられると思います。今日は、食事、食べることについて書いてみたいと思います。

「食べること」は、精神的健康感に大きく影響しています。美味しいものを食べて美味しい!と感じたり、誰かと食事して楽しい!という充足感。食事を介しての家族や社会とのつながりを感じることにより、自分自身を大切にしたい、自分自身が大切にされているという自尊感情を得ることができるとされています。

 

ですが、心療内科に来られる患者さまは、眠れないからはじまり、次はご飯が食べれなくなったとだいたいのかたが言われます。眠れないだけでもしんどいのに食べたくても食べられないと訴えられます。睡眠はもちろんですが、食事がまともにできなくなると、心療内科や精神科だけでなく、内科系の治療においても症状が改善しにくくなると言われています。食事は重要な要素になります。

では、心療内科で考えてみたいと思います。最近では、うつ病治療にあたり食習慣を見直すという事もいわれます。

心の調子を整えるうえで大切な栄養とは幸せホルモンと言われる「セロトニン」です。セロトニンを作る原料となるのがトリプトファンです。トリプトファンというのは食事でしか摂取できない必須アミノ酸をいいます。主に、牛乳やヨーグルトなどの乳製品や肉、魚、大豆製品、ナッツ類などのタンパク質に多く含まれています。

ですが、トリプトファンを摂取するのはもちろん大事なことなのですが、大前提になるのが腸内細菌がバランスよく存在していることです。腸内細菌がバランスよく存在しないと、脳の中のセロトニンは増えないと言われています。腸内細菌がセロトニンの前駆物質を脳に送っているからです。

当然、眠れない、気分が沈む、イライラする、落ち込む、食欲がないなどの不調がではじめたら、便秘や下痢になる方も沢山いらっしゃいます。腸内細菌のバランスが整っていないと体に色々な不調が出てきます。

私も忙しすぎたり、睡眠が思うように取れない時は便秘になり、それがあまりに続くと気分がスッキリしません。

まずは腸内細菌のバランスを整えるにはどうしたらよいか、ヨーグルトなどのほかには、発酵食品の味噌やキムチ、納豆、チーズなどが私は個人的にをはオススメです。納豆にキムチを混ぜて少しごま油をたらしてよく食べます。とっても美味しいです。

苦手な方は、バナナにヨーグルトをかけるのがオススメです。私は、黄な粉をかけたり、ナッツを加えてみたりもします。試してみてください。

今日は食べることについて書いてみましたが、眠れない、食事がまともにとれない、食べたくないなど自ら食事をすることが困難になってきた場合は放っておかず、早めに受診することをオススメします。専門の治療が必要になってきます。

食べたくないとずっと食べないままで放置してしまうと心、体に様々な影響がでてきます。

食べることは体づくりにはとても大切で必要不可欠です。心だけでなく内科的な不調にもつながります。

バランスよく食事をすることでより良い睡眠にもつながります。

ちょっと心も体もしんどいなと感じる時はご自身の食習慣を見直してみてください。

 

さて、週末です。神戸は天気も梅雨の中休みのようで、予報では晴れでした。

皆さま良い週末をお過ごしください。